さんまとごぼうのさっぱり梅煮 ―高脂血症のためのレシピ集―

 高脂血症以外にも各種生活習慣病の予防に役立つ、不飽和脂肪酸のEPA/DHAの両方を豊富に含んだ秋の味覚、さんま。精神を安定させたり、血液の循環をよくしたりするビタミンB12もほかの魚の約3倍も含んでいます。そのほか、ビタミンA、B2、D、E、カルシウムや鉄も含んだサンマ。脂ののった秋のサンマは確かに脂肪含有量は多めですが、生活習慣病予防のためにも、これらの栄養をとらない手はありません!
 ごぼうはご存知の通り食物繊維が豊富で、便秘や大腸がん、動脈硬化、肥満などの予防に役立つほか、血糖値の急激な上昇を抑えるはたらきがあるので、糖尿病の予防にも良い食品です。
 梅干と一緒に煮ることで、サンマの臭みも抜けるほか、梅干のクエン酸効果が血液をサラサラにします。生活習慣病の予防にうってつけの一品ですよ!

材料(2人分)

  • さんま 100g
  • ごぼう 40g

A

  • 水 1 1/2カップ
  • しょうゆ 大さじ1
  • 酒 大さじ1
  • 砂糖 大さじ1
  • みりん 大さじ1/2
  • 梅干 2個
  • しょうが 1/2片

作 り 方

1. さんまは頭とわたをとり、3cm長さで斜め切りにします。
2. ごぼうは7mm幅の斜め切りにし、水にさらしておきます。しょうがは千切りにしておきます。
3. なべにAを入れて火をかけ、煮立ったらさんまとごぼうを入れておとしぶたをし、中火で10〜12分煮ます。
4. さんまがやわらかくなったところで火をとめ、器に盛って出来上がり。

参考カロリー:215kcal (1人分)