豆腐の栄養成分 イソフラボンや大豆サポニン

豆腐は、コレステロールや中性脂肪を低下させ、動脈硬化、高血圧の予防も!

豆腐の大豆たんぱくがコレステロールや中性脂肪を低下!

ご存知のとおり、豆腐は原料が大豆であり、栄養成分、効果は同じです。良質のたんぱく質を含んでいて、ビタミンB1やビタミンE、カルシウムや鉄などのミネラル類も豊富!
豆腐に含まれる大豆たんぱくの50%を占める成分であるグリシニンには、コレステロールや中性脂肪の血中濃度を下げる効果があります。
同じく豆腐に含まれるレシチンは、血中コレステロール値を下げ、善玉コレステロールを増やす効果があり、動脈硬化や脂肪肝の予防にも効果あり!
そのほか、豆腐には不飽和脂肪酸の体内での酸化を防ぐ大豆サポニン、女性ホルモンと似たはたらきをし、骨粗しょう症、更年期障害を予防・改善するイソフラボン(コレステロールや中性脂肪を下げる効果もあり。)、余分なナトリウムを排泄させることによって血圧を下げる作用があるカリウムと健康に役立つ栄養満点!しかも低カロリー!


イソフラボンの摂取量

イソフラボンの1日あたり摂取量について厚生労働省から管理基準値が発表されていますが、豆腐や大豆は多く摂取しても健康に害を与えることはありません。あくまでも、サプリメントとしてイソフラボンを摂取するときに気をつけなければならない量であって、その辺をとり間違えないように!日本の食生活は昔から大豆と深いかかわりをもっています。豆腐や、納豆、煮豆、甘納豆、調味料の味噌やしょうゆなどなど、大豆の栄養をいただいて健康を維持してきたのですから、これからも、もっと食事に豆腐をはじめ大豆製品を取り入れましょう!
さて、話を豆腐と高脂血症の関係に戻します。豆腐には木綿豆腐と絹ごし豆腐がありますが、木綿豆腐のほうが水分が少ない分、栄養価が高いものとなっています。ただ、絹ごし豆腐は水溶性のビタミンB1が木綿豆腐よりも高いです。
大豆は煮ても胃腸の弱い方には消化されにくいという難点がありますが、その点、豆腐は消化がよく、大豆の栄養素を効率よく吸収できるのでおすすめです。

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